熱を生みだせないからだは「栄養失調」が原因!?

冷えを引き起こす
ビタミン・ミネラル不足

冷えの原因のひとつが「栄養失調」だということをご存じだろうか。飽食の時代に信じられないかもしれないが、昨今年齢を問わずその危険性が叫ばれている。

といっても飢餓からくるものではなく、糖質や脂質などのカロリー摂取はむしろ過多。足りていないのはビタミン・ミネラルといった栄養素だ。これらの不足が体温低下を引き起こすという。

じつは、ビタミン・ミネラルは食べ物から熱をつくり、体温を調節する機能を持っている。そのため、いくらからだを外から温めても、これらが不足すると体温は一向に上がらない。体温が1℃下がれば免疫力は30%も低下。熱を生みだせないからだは、病気のリスクをグンと高めてしまうのだ。

※健康維持のために推奨される摂取量を100とした場合
出典:厚生労働省「平成26年 国民健康・栄養調査」より作成

飽食の時代こそ意識を
熱をつくる栄養素の選択

そもそも、なぜビタミン・ミネラルが不足するのか。その原因は、カロリーはじゅうぶんでも、栄養素が抜け落ちた食品が増えたことにある。

たとえば、昔はなかったインスタント食品や出来合いの惣菜。一見からだによさそうな市販の野菜ジュースもそのひとつ。これらは見た目や味を重視してつくられ、大切な栄養素は捨てられてしまっているのだ。

食の簡便化の裏で、わたしたちは体温を失ってしまった。飽食の時代だからこそ、重要なのは食事の量よりも中身。ビタミン・ミネラルが失われていない新鮮な食材や未精製食品を選んでいきたいもの。1食1品からでもつかう食材を意識し、熱を生みだせるからだをつくりたい。

内側からぽかぽかに!
「熱をつくる栄養素」をとる方法

インスタント食品や出来合いのものを避ける

これらは栄養素が削られているうえ、添加物がビタミン・ミネラルの吸収を阻害。新鮮で素材に近いものを選びたい

食材の栄養素を逃がさない

野菜やキノコはゆでると栄養素が流れ出てしまうものが多い。汁物や蒸し料理なら、栄養素がまるごととれて体温が上がりやすい

乾物食品を活用する

切干大根や焼き海苔など、天日干しした乾物はビタミンやミネラルが豊富。しかも、からだを温める陽性食品でもある

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2024/04/15 19:24:38