油断できない初夏の冷え、1日1回の冷えとりがカギ

暖かいのは昼間だけ
気温差や気圧で低体温に

花粉の季節も過ぎ、さわやかな初夏の到来。過ごしやすい季節と思いがちだが、風邪をひいたりと体調をくずしている方もいるのではないだろうか? それもそのはず。5月は夏風邪が流行しはじめる時季である。

その原因はからだの冷え。「暖かいのに冷えるの?」と思われるかもしれないが、季節のかわりめで朝晩はまだ気温が低い。昼間は暖かいぶん、からだが油断して想像以上に冷えやすいのだ。

さらに気をつけたいのが梅雨入り後。気圧の変化によって自律神経が乱れ、汗をかきにくくなってしまう。するとからだに余分な水分がどんどん溜まり、体温が下がっていく。やがて血行不良や胃腸の機能障害などを引き起こし、さまざまな不調や病気の原因に。

発汗で冷えを解消
熱中症の予防にも

いまの時季は冷えを自覚しにくく、悪化しやすい。だからこそ、毎日体温を上げる習慣をつくることが重要だ。運動でからだを動かすのもいいが、もっと手軽な方法がある。

それは、湯船に浸かること。温熱で血行がよくなり、発汗がうながされる。体内の余分な水分が排出されると、体温が上がりやすくなるのだ。ただし、長時間の入浴はからだに負担がかかるので要注意。ぬるめのお湯に20分ほど浸かり、額にうっすら汗をかくくらいでじゅうぶん。入浴後は水分補給も忘れずに。

初夏から夏にかけては、湯上がりの汗を敬遠してついシャワーですませがち。しかし、これでは冷えが蓄積されてしまう。1日1回汗をかき、冷えをその日のうちに解消するよう心がけたい。

じつは、いま冷えをとり除くことは熱中症の予防にもなる。からだが温かいと体温調節機能がスムーズにはたらき、厳しい夏の暑さにも順応できるようになるのだ。

暖かくなってきたからこそ、毎日の冷え対策が大切。翌日に冷えを持ち越さずに体温を高く保ち、元気に夏をむかえよう。

今日からはじめる
初夏の冷え対策

湯船で汗をかく

40℃くらいのお湯でじっくり汗をかけば、芯から温まる。湯冷めしないように、入浴後はすぐに汗を拭きとって

寝るときに腹巻きを

明け方はとくに気温が下がるため油断は禁物。腹巻きでおなかを温めれば、就寝中の冷えを防げる

伸びをする

この時季は低気圧で筋肉が緊張し、冷えが悪化しやすい。伸びをしてほぐせば、血行がよくなってぽかぽかに

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2024/04/15 18:07:29