洗濯の負担を減らそう

答えてくれる人

池田接骨院 院長

池田俊幸先生

「おばあちゃんの原宿」巣鴨で20年以上にわたって接骨院を営み、ふしぶしの相談を受けている。著書に『楽しくやせる! 元気になる! 骨盤フィットネス』など

うだるような暑さがつづき、すこし動くだけでも汗ばむ季節となりました。洗濯物が増えて大変、という方も多いのではないでしょうか?

わたしも、施術後は汗だくになることがしばしば。洗濯機をまわす回数も増えています。じつは家事の中でも洗濯はかなりの重労働。水を含んで重くなった衣類を洗濯機からとり出して運び、干して、たたんで、しまうといった一連の作業は、体力的にも負担が大きいのです。

顔の高さより高い位置に洗濯物を干す動作は、上半身に負担がかかる。首や腰が反り、肩や背中の筋肉もこわばってしまう

気をつけたいのは、カゴを持ち上げるとき。中腰のまま前かがみの姿勢になってはいませんか? 腰を痛める原因になりかねませんので、もしも心あたりがあるならばいますぐにでもやめましょう。また物干しにかける動作も、腕を何度も上下させるので上半身へのダメージは相当なもの。毎日つづけていれば、からだは悲鳴を上げてしまいます。そこで、洗濯の負担を減らすコツをふたつご紹介しましょう。

まず、腰を落としてからカゴを持ち上げること。両足を肩幅よりすこし広めに開いておくと安定します。次に、洗濯物をカゴからとり出すときは手の平を上に向けることを意識してください。逆に、手の平が下を向いた状態で腕を動かすと、肩関節の骨と骨同士がぶつかり合うため痛みを生じるリスクが高まります。肩や腕の負担を減らせますので、洗濯に限らず腕を上げるときは「手の平を太陽に」と覚えておきましょう。

ほかにも、洗濯カゴをテーブルやイスなどの台に乗せることも、腰を曲げずに済むのでおすすめです。紐やS字フックなどで物干しの高さを調整すれば、さらに負担が減らせますよ。

1 前かがみにならず腰をストン!

しっかり腰を落とし、両手をカゴの下に入れる。おなかで支えながら、腕ではなく全身の力をつかって立ち上がる

POINT

重くなるほどからだへの負担がかかるので、なるべく小分けにしてカゴに洗濯物をつめこみ過ぎないようにしましょう

2 とり出すときは「手の平を太陽に」

洗濯物をつかんだら、ワキをキュッと締め手の平が上に向くよう腕を外側にひねってすくい上げる。カゴからだけでなく、洗濯機からとり出すときも実践を

POINT

腕を鎖骨から動かすように意識すると、肩の動きがスムーズになりますよ

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2024/04/15 19:21:45