アザミ 薊

本州、四国、九州に自生し、山野や道ばたでよく見られる多年草。アザミの種類は数多くあり、日本には100種類近くあるといわれる。

触れると痛いことから、傷むという意味のアザムがなまってアザミになった、という説がある。

「薊の花も一盛り」ということわざがある。目立たない女性も年ごろになれば美しくなるという意味。

天ぷらや和えものにして食べることができる。また、乾燥した根を煎じて飲むと利尿、むくみ、神経痛、健胃によいとされる。

キク科アザミ属

生薬名:ケイ(薊)

花期は5~8月で、管状花が集まった頭花をつける

葉は羽状に深く裂け、縁にはとげがある

答えてえてくれる人

妙高の野草採り名人

石田さんのひと言

根っこはヤマゴボウとよばれて味噌漬けなんかにするね。春の新芽は天ぷらにして食べるとおいしいよ。

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2024/04/28 5:58:29