アカメガシワ 赤芽柏

東北南部から沖縄の丘陵や山野に見られる落葉高木。高さは5~10‌mほどで、樹皮には網目状の裂け目ができる。

別名は菜盛葉(さいもりば)。江戸時代の百科事典『和漢三才図会』によると「山人葉を用いて食物を盛る器皿に代える。ゆえに菜盛葉と名づく」とある。

葉や種子は草木染めの原料に用いられる。また、新芽は和え物や天ぷらなどにして食べられる。

樹皮、葉を干した生薬は健胃や消炎の薬効があるとされ、あせもや湿疹には乾燥した葉を布袋に入れて入浴剤として用いる。

トウダイグサ科アカメガシワ属

生薬名:アカメガシワ(赤芽柏)

花期は6~7月で、黄色い小花を円錐状につける

葉は先がとがった卵形または卵状菱形

答えてえてくれる人

妙高の野草採り名人

石田さんのひと言

日あたりのいいところに生えるんだよね。若葉には赤い毛がびっしり生えていて、名前のとおり新芽が赤いんだ。

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2024/04/28 0:50:35