タンポポ 蒲公英

春といえばタンポポというほど、古くから日本人になじみのある野草。名の由来は頭花を鼓に見立て「タン・ポン・ポン」の音をまねたことにちなむ。

可憐な黄色い花とは裏腹に、アスファルトの隙間からも顔をのぞかせるほどの強い生命力で、日陰でも根強く育つ。

和え物や天ぷら、おひたしなどに用いられ、花から根まであますところなく食べることができる。乾燥させた葉や根はお茶としても飲まれている。

健胃、利胆、解熱、強壮に効果があるとされ、漢方や民間薬として中国やヨーロッパをはじめ、世界中で用いられている。

キク科タンポポ属

生薬名:ボコウエイコン(蒲公英根)

答えてえてくれる人

妙高の野草採り名人

石田さんのひと言

道ばたや野原などどこでも見かけるね。昔、根を乾燥させたお茶を飲んだことがあるけど、とても苦くて胃腸薬のようだったよ。

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2024/10/06 3:16:59