スイカズラ 吸い葛

砂糖のなかったころは、花の蜜を甘味として吸っていたことから「吸い葛」とよばれた。なお、生薬名である忍冬は、冬でも落葉せずに葉が残っている様子にちなむ。

ひとつの枝に白い花と黄色い花が同居するという、一風かわった特徴を持つ。その美しい姿から、欧米では観賞用に栽培される。

焼酎・みりんなどにスイカズラを浸けた忍冬酒は、薬酒とされ、徳川家康が長寿の酒として愛飲していたと伝えられている。

梁代の陶弘景(とうこうけい)の著した『名医別録』では、不老長生薬として収録され、「身腫を主治する。久しく服すれば、身を軽くして(中略)年齢を益す」とある。

スイカズラ科スイカズラ属

生薬名:ニンドウ(忍冬)またはキンギンカ(金銀花)

答えてえてくれる人

妙高の野草採り名人

石田さんのひと言

解熱作用があって、風邪で熱を出したときなんかにいいんだ。昔はよく、花を口にくわえて蜜を吸ったもんだよ。若葉や若芽は和えものにしてもおいしいね。

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2024/04/15 18:20:35