クマザサ 隈笹

秋から冬にかけ葉に白い隈ができるのが名の由来とされる。しかし諸説ささやかれており、「熊笹」と記した文献もある。飛騨地方では俗に「野麦」とよばれる。

信州、北日本を中心に各地に自生する。ササとしては大型で茎は1~2mになり、地下茎はときに10㎞にも及ぶ。およそ50年に一度、花を咲かせる。

民間薬としての歴史は古い。新芽は茶として飲まれ、葉は食品を保存する目的で笹寿司やちまきに利用された。仙人が食したという伝説も残る。

明の時代に編纂された薬学書『本草綱目』には「箬(じゃく)」の名で記され、「男女の吐血、嘔血、下血、小便渋滞、喉痺、腫瘍を治す」とある。

イネ科ササ属

答えてえてくれる人

妙高の野草採り名人

石田さんのひと言

野草としてはかなり大きいね。昔は葉を乾燥させて手で揉んで、ハトムギとまぜてお茶にして飲んでいたなあ。おなかにもいいんだよ。

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2024/05/28 4:20:44