野草のじかん

クズ 葛

山野や道ばたに自生するつる性の多年草。茎は木質化して長く伸び、10mに達するものもある。ほかの木などに巻きつき繁茂する。

乾燥させた根(葛根)は発汗、解熱などの目的で漢方に用いられる。葛根からとり出したデンプンが葛粉である。

葛粉の産地であった大和国(現在の奈良県)の国栖(くず)が和名の由来。甘い根を子どもたちが噛んでいたことから「噛む根」の意で別名をカンネという。

江戸時代の医学書『救民妙薬』では、「酒毒には 葛の花かげぼし 粉にして ゆにて用てよし」として、二日酔いの予防法が紹介されている。

マメ科クズ属

生薬名:カッコン(葛根)、カッカ(葛花)

花期は7~9月で、紅紫色の蝶形花を多数つける。円錐形に下から咲く

葉は3枚の小葉からなる複葉

答えてえてくれる人

妙高の野草採り名人

石田さんのひと言

昔はよくとったなぁ。葛の根っこはイノシシが大好きなんだ。葛餅や風邪のときに飲む葛根湯の原料だよね。

single.php

2024/02/23 10:00:17