野草のじかん

イチョウ葉 銀杏葉

全国各地に見られる落葉高木。果実のように見える種子は、秋に熟すと独特のにおいを放つ。外種皮をとり除いたギンナンが食用となる。

歴史は古く、恐竜が繁栄していた時代から存在していたという。約5000年前には漢方の一種として利用されるようになった。

葉の形が水鳥の足に似ているため中国では「鴨脚(ヤーチャオ)」とよばれ、それが変化して「イチョウ」になったといわれる。

水分を多く含み防火性が高いことから街路樹として植えられる。京都の本願寺には、火災のときに木が水を噴いて消し止めたという伝説がある。

イチョウ科イチョウ属

花期は4月ごろ。雌雄異株で雄花が淡黄色、雌花が緑色になる

葉は扇形で中央に切れこみが入る

答えてえてくれる人

妙高の野草採り名人

石田さんのひと言

昔はよく、ギンナンをストーブの上で焼いて食べたもんだよ。いい香りがして、おいしかったなあ。

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2024/10/06 3:36:27