野草のじかん

アマチャヅル 甘茶蔓

やぶや林に見られるつる性の多年草で、巻きひげを他物にからませてよじのぼる。雌雄異株で雌株は6~8mmの球形の果実を結ぶ。

葉を噛むと甘みがあるのでこの名がついたという。名前が似ているが、ユキノシタ科の「アマチャ」とは別の植物である。

平安時代の随筆『枕草子』に、細かく割った氷を金属の器に入れ甘葛(あまづら)をかけて食べたと書かれているが、甘葛をアマチャヅルとする説がある。

中国では絞股藍(こうこらん)とよばれ、咳止めや去痰・滋養強壮などに薬効があるとして古くからつかわれてきた。

ウリ科アマチャヅル属

生薬名:シチヨウタン(七葉胆)

花期は8~9月。黄緑色で星形の小花をつける

葉は5枚ほどの小葉からなる複葉

答えてくれる人

妙高の野草採り名人

石田さんのひと言

妙高の杉林では7月末からたくさんとれるね。つるを干してお茶にして飲むとおいしいんだよなあ。

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2024/04/15 18:25:49