知っているようで意外と知らない、クマザサのこと、おなかのこと、そしてドッサリのこと。今回は3人の豪華講師陣がまとめて教えちゃいます。知らなきゃソンする、その名も「『北の大地の青汁』マル得セミナー」。6月初旬に愛知県名古屋市内で開催されたその模様を、巻頭5ページをつかってくわしくお伝えします!
幸せは、おなかから。
ドッサリのための4ヵ条を教えます
講師
荒木 陽子
腹が立つ、腸が煮えくり返る、という言葉があるくらい、脳とおなかは相関関係にあります。たとえば、セロトニンという幸せを感じるためのホルモンは、なんと95パーセントがおなかでつくられるんです。つまり、おなかが健康じゃないと幸せになれないのです。
だからみなさんに「ドッサリのための4ヵ条」をお伝えします。まずひとつ目が「トイレでの姿勢を正す」。つま先立ちでかかとを浮かせ、左足を右よりも少し上にあげます。口をとがらせて呼吸しながら、静かにイキみます。これでかなり出やすくなります。
ふたつ目は「水分をたっぷりとる」。水溶性と不溶性、両方の食物繊維が水分をとることではたらきやすくなります。
つぎに「適度な運動をする」。おなかも筋肉ですから、動かさないと退化します。近所の散歩でも階段の昇り降りでもいいので、からだを動かしてください。
そして最後が「食物繊維をしっかりとる」です。日本人には食物繊維が足りません。国が定めた1日の目標摂取量は男性19g、女性17gですが、わたしは20gはとってほしいと思っています。善玉菌のエサになる食物繊維を多くとることこそ、「ドッサリの近道」、ひいては「幸せの近道」になるのです。
臨床試験でわかった、
クマザサの驚くべき有用性
講師
原 高明
昭和30年代から研究をつづけておりますが、クマザサはなんとも不思議でございます。たとえば、地上に出ている部分はせいぜい1.5mくらいなのに、その「根っこ」は総距離7~10kmにも及びます。大雪山系のゆたかな土壌に根を張りめぐらせ、これでもかと栄養を吸いあげておるのです。
さてこのクマザサ、中国では昔から漢方として重宝され、日本でも民間療法で広くつかわれてきましたが、わたくしが実施した臨床試験で数々の有用性が確認できました。
まず、お伝えしたいのが善玉菌の変化です。クマザサを摂取すると善玉菌の数が増え、摂取をやめると元の数にもどることがわかりました。つぎに有機酸量にも変化がありました。つまり、クマザサをとるとおなかの中が酸性になり、悪玉菌が育ちにくい環境になるのです。
そしてアンモニアなど、悪臭のもとになる成分の濃度が低下することもわかりました。クマザサには腐敗菌を減少させるちからもあるのです。さらに糞便性状の変化もみられました。これはクマザサをとると便の量と水分量が増えるということ。クマザサの食物繊維が水分を吸収したことによるものと考えられます。
これらの結果からクマザサ粉末の継続的な摂取は、おなかの中の善玉菌の増加と環境改善におおいに役立つと考えられます。
スズメバチやクマと戦う、
刈り子の勇気を知ってほしい
講師
相澤隆裕
クマザサの故郷、北海道大雪山系は約23万haの面積を誇ります。これは神奈川県とほぼ同じ大きさです。今日はそんな大雪山系のクマザサ刈りとり現場の実態をお伝えいたします。
クマザサの刈りとりは、毎年6~10月くらいの雪がない期間に、「刈り子」と呼ばれる専門の職人たちによっておこなわれます。早いひとだと午前4時くらいから山に入って作業をはじめますが、夏の山は危険がいっぱいです。刈り子さんたちに言わせると、「ツキノワグマなんて大きいイヌ」だそうで、全然怖くないらしいのですが、ヒグマは別です。刈り子さんはヒグマに出会わないようにロケット花火を打ち上げたり、クラクションを鳴らしたり、クマよけの鈴をつけたりして自分の身を守っています。
でもいちばん厄介なのがスズメバチ。こちらがなにも悪さをしてなくてもテリトリーに入れば攻撃してくるから、気配を感じたら引きあげるしかありません。
実際に昨年、スズメバチに刺されたショックで、47時間の大手術をうけた刈り子さんもいます。
そんな危険のなか、命がけで刈りとられた良質のクマザサだけが、『北の大地の青汁』となり、みなさんの元に届くのです。
真剣なやりとりの奥にある、
クマザサへの信頼
3人の講演後、15分の休憩があったのですが、参加者たちはそのあいだも講師たちをつかまえて、熱心に質問をしていました。「なぜ女性のほうがドッサリしにくいのか?」「これだけ売れていてクマザサ資源は大丈夫なのか?」「いつ飲むのがいいのか?」など、もうすごい勢い。みなさん本気です。本気でドッサリ問題と向き合い、だからこそ『北の大地の青汁』を選び、今日ここにやってきたんだということがひしひしと伝わってきます。
その真剣な参加者の思いに講師陣も呼応して、会場はますます熱を帯びていきます。「女性のおなかは男性にくらべて鈍感だから、ドッサリしにくい」「大雪山系のクマザサの生育スピードはすごいので大丈夫」「空腹時に飲むのがわたしの個人的なオススメ」と、ひとつひとつの質問にていねいに答えていく講師陣。すると別の参加者から、「わたしは夕食といっしょに飲んでいる。おなかのそうじは一瞬では無理だから、寝る前に飲んだ方がいいのでは?」という声が。すぐにまた別の誰かが手を挙げます。「ひとそれぞれ、いちばん適した飲み方があると思う。それを探すのが楽しいんですよ」。ドッサリの話は尽きそうにありません。
おいしいからつづけられる。
青汁の新しい楽しみ方
そんな濃密な休憩後におこなわれたのは、『北の大地の青汁』のおいしい飲み方講座。超微粉末だから冷たい水にもサッと溶け、どんなものとも相性バツグンのクマザサ青汁をさらにおいしく飲むための方法に、参加者は興味津々。
緑茶や牛乳、ヨーグルトなど、さまざまな楽しみ方が紹介され、みなさんクマザサのおいしさを再認識していました。
大盛りあがりのうちに幕を閉じた『北の大地の青汁』マル得セミナー。誌面の都合で全部書き切れませんでしたが、ここでしか聞けない情報や参加者同士の交流、素敵なプレゼントなどのお得がいっぱいで、アッという間の3時間でした。定員をはるかに上回る応募があったため、やむなくお断りしたみなさま、ごめんなさい。
今度はあなたの町の近くで開催するかもしれません。ご期待ください!