野草酵素の商品は天然の野草をはじめ、とっておきの野菜やくだものからつくられます。そんなこだわりの原料の産地をめぐる旅、今回は『野草酵素』につかわれるレンコンの収穫現場を訪ねました。
『野草酵素』がつくられる新潟県妙高市から車で1時間半。長岡市大口地区には、特産品として古くから親しまれる「大口レンコン」があります。なかでも晩生種「だるま」は全国でもここでしか生産されていません。
「成長しきると葉が枯れるから収穫の目安なんだ」と教えてくれたのは生産者の倉茂さん。深さ50㎝の田んぼの一画では、息子さんがホースの水でレンコンを探っていました。手で強く引っ張るとすぐにフシから折れてしまうので、気を揉まずていねいに水で浮かせるのがコツだそう。
「つくられるようになって100年近くだね。うちの先祖が種を持ってきたんだよ」
大口地区は温かい地下水が豊富で泥は粘土質。栽培に最適の条件下で育ったものは、切り口が真っ白でシャキシャキとした歯触りが特徴です。
「春に種レンコンを手で植えるのがすごく大変なんだけど、ちゃんと芽が出てくると子どもといっしょでかわいいな(笑)。秋に台風がふたつも来てどうかなと思ったんだけど、大きく育ってくれたよ」
わが子のように大切に育てられたレンコンは新鮮なうちに出荷。倉茂さんたちからミヤトウ野草研究所へ、ものづくりのバトンが渡されるのです。