ふるさとをめぐる

限られた場所でしか育たない幻の「神木」とは

野草酵素の商品は天然の野草をはじめ、とっておきの野菜やくだものからつくられます。そんなこだわりの原料の産地をめぐる旅、今回は『野草酵素』につかわれるエゾウコギのふるさと、北海道へ飛びました。

エゾウコギという植物をご存じでしょうか。栄養のある土やきれいな水にくわえ、適度な日照、年間を通しての寒暖差も必要とするため、日本では北海道のごく一部の地域でしか育ちません。生薬などにつかわれますが、かつては不思議な力が宿る「神木」として珍重されていたといいます。

十勝地方の山中に入った取材班。うっそうとした草木をかき分けながら歩いてゆくと、急斜面に生えるエゾウコギを発見! 直径1~2㎝の華奢な木をノコギリで刈りとると切り口からは野草のような苦い香りが。この木にいったいどんな力があるのでしょう?収穫歴35年の雲井さんが教えてくれました。

収穫できる大きさになるまで7〜8年かかるというエゾウコギ。『野草酵素』の原料には貴重な北海道産のみを使用する

「滋養強壮にいいんだよ。パワーがみなぎってくるからね。元気な人が食べるもんじゃない(笑)」

聞けば、モスクワオリンピックで旧ソ連の選手たちがエゾウコギのエキスを飲んで好成績を出した、という逸話もあるそうです。

「収穫は危険と隣り合わせだね。ゴツゴツした岩が多い斜面に生えているし、熊が出たこともあるよ」

国内で流通するエゾウコギの多くが外国産ですが、『野草酵素』の原料は国産品。それは、まさに命がけで収穫される貴重な山の恵みだったのです。

「みんなが元気になれるものをとっていると思うとやりがいあるよね」と雲井さん
山に入るときは熊よけの鈴が欠かせない

single.php

2024/03/29 11:27:22