おなかにまつわる素朴な疑問は、荒木先生に聞きましょう! 旅行中に便秘でつらい経験をしたことはありませんか?
登場人物
医学博士
荒木陽子先生
クマザサや食物繊維、おなかの健康にとてもくわしい医学博士
さとみちゃん
おなかのつまりに悩む、「野草だより」の新人編集部員
「旅のおともはクマザサ青汁よ」
さとみちゃん
すこしずつ春が近づいてきましたね。わたし、桜が咲いたらお母さんとバスツアーにいく予定なんです!
荒木先生
あら、いいわねぇ。母娘で旅行なんてうらやましい。
さとみちゃん
えへへ。でも、お母さんが「旅行中は便秘になっちゃうからイヤだわ~」って心配していて。
荒木先生
わたしにも経験があるわ。旅行って楽しいけど、じつはからだはストレスを感じているの。腸も緊張状態にあるから、動きが鈍くなってつまりやすいのよ。
さとみちゃん
へぇ~、そうなんだ。バスに乗るとトイレも気になっちゃいますよね。
荒木先生
ツアーだと時間に制約があって、思うようにトイレにいけない。そうなると水分を控えてしまうのよね。
さとみちゃん
そうそう! いきたいって思っても、ほかの人に迷惑をかけたくないからガマンしちゃう。あれはつらいですよね。
荒木先生
それに食事もやっかいよ。ふだん食べないものを食べたり、ビュッフェ形式だと栄養バランスが偏って食物繊維が不足しがち。ますますおなかがつまってしまうわ。
さとみちゃん
う~ん。楽しい旅行も、おなかにはよくないってことですか……。
荒木先生
そう落ちこまないで。旅行中もドッサリできるようにアドバイスしてあげるわ。まずは出ても出なくても、いつもと同じ時間か比較的ゆっくりできる朝に余裕を持ってトイレタイムをとってね。気持ちにゆとりが出るとおなかの動きも活発になるのよ。
さとみちゃん
はい。それにドッサリに欠かせない“水分”ですね。
荒木先生
そのとおり。なるべく意識して、水分を多くとるように心がけましょう。緑茶やコーヒーなど利尿作用のあるものは避けて、水や麦茶がいいわね。そして、旅行中こそクマザサ青汁が強い味方になるわ!
さとみちゃん
じつはわたし、前に旅行カバンに入れたまま飲み忘れちゃったことがあって。
荒木先生
もう、ダメじゃない。せっかく持ち歩きに便利なスティックタイプなんだから、常に身につけているバッグやお財布に入れておかなきゃ。旅行中はいつもよりたっぷりのお水で、朝と夜に1包ずつ飲むのもおすすめよ。
さとみちゃん
わかりました! 先生のおかげで快適な旅になりそう。お母さんにもさっそく教えます!
旅行中の3つのポイント
いつもとかわらぬトイレタイム
お通じはリズムが大事。環境がかわっても時間や気持ちにゆとりを持ち、「いつもの朝」をむかえよう
適度な水分補給
緑茶やコーヒーには利尿作用があり水分補給に向かないため、水や麦茶などをふだんより多めに
クマザサ青汁を飲む!
水分と食物繊維を一度にとれる強い味方。飲み忘れないよう、バッグや財布に入れて持ち歩く