寒くなると途端につまりがちに

おなかにまつわる素朴な疑問は、荒木先生に聞きましょう! さとみちゃん、冬になってからどうもつまりがちみたい。

登場人物

医学博士

荒木陽子先生

クマザサや食物繊維、おなかの健康にとてもくわしい医学博士

さとみちゃん

おなかのつまりに悩む、「野草だより」の新人編集部員

「冬場は水分不足を疑ってみて」

さとみちゃん

ぶるっ……!
今日も寒いですね、先生。

荒木先生

冬本番ね。おなかの調子はどう?

さとみちゃん

それが最近どうもつまりがちで。青汁も飲みつづけるとからだが慣れてしまうのかな。量を増やした方がいいですか?

荒木先生

いいえ。クマザサ青汁は食物繊維のちからでおなかを健康にするものだから、からだが慣れるなんてことはないわ。それより冬は乾燥に要注意。さとみちゃん、水分は意識的にとってる?

さとみちゃん

夏はゴクゴク飲んでいたけど冬はあんまり。それに車で外出するときや夜寝る前は、トイレが近くなるのが怖いんです。

荒木先生

気持ちはよくわかるわ。とくに女性はからだの構造上ガマンをしづらいのよね。でも冬は空気が乾燥しているから、思いのほか体内が水分不足になっているの。そしてこれはおなかにとって大問題なのよ。

さとみちゃん

えー、そうなんですか?

荒木先生

毎日スルスルッと出すためには、適度な水分が必要なの。でもおなかが水分不足に陥っていると、自ずと「出すもの」もカチカチに乾いて固くなってしまうのよ。これでは食物繊維もちからを発揮できないし、当然つまりがちになるわ。

さとみちゃん

なるほど納得! でも寒い時季ってノドが渇かないのよね……。

荒木先生

夏場と違ってからだが「渇き」に気づきにくいのよ。だからこそ意識的に水分をとって欲しいわ。とくに夜寝る前と朝目覚めた直後は、必ずコップ一杯の水を飲んで! 睡眠中は思いのほか乾燥して、血液がドロドロになってしまうの。

さとみちゃん

怖~い……。

荒木先生

コツは常温の水か白湯を時間をかけてちびちび飲むこと。吸収がいいし冷え予防にもなるから、トイレが近くなる心配も軽減されるわ。

さとみちゃん

わたし冷え性だからぴったりかも。

荒木先生

やっぱり! 「冷え」はトイレが近くなる大きな原因なの。水分をとらないと代謝が悪くなって、冷えもますます悪化しちゃう。つまり、からだを温めるためにも毎日ドッサリするためにも、賢い水分補給がとっても大事。あとは適度な運動も忘れずにね。

さとみちゃん

はーい。じゃあクマザサ青汁も白湯で飲もうかな。

荒木先生

それがいいわ。わたしのおすすめは「青汁の白湯割りハチミツ添え」よ。

さとみちゃん

おいしそう! さっそく今日から試してみます♪ 

冬におなかがつまる
3つの要因

水分不足

おなかは食べたものから適度に水分を吸収し、「出すもの」をほどよい固さにする。しかし水分不足だと、おなかが食べたものから必要以上に水分を奪い、つまる原因に。

対策

  • 冬はノドが渇いていなくてもこまめに水分補給を。また加齢とともにノドの渇きをより感じにくくなるので要注意。
  • 常温の水や白湯を時間をかけてちびちび飲むのがおすすめ。吸収がよく、トイレが近くなる心配もすくない。
  • 水分補給は代謝をアップさせ、冷え改善にもつながる。

冷え

からだが冷えると全身のめぐりが滞り、「交感神経」が優位になる(*1)。結果おなかの動きが抑制され、慢性的な「つまり」を招く。

*1 おなかは「副交感神経」が高まると活発に動きだす。

対策

  • 外出時はなるべく重ね着をして、こまめな温度調節を心がける。
  • 冷たい飲みものや食べものは避ける。冬に旬をむかえる根菜類やショウガはからだを温めるので吉。

運動不足

寒いとついつい出不精に……。しかし運動不足は腹筋の低下を招くうえ、交感神経を優位にさせるため、おなかの動きが鈍ってしまう。

対策

  • 自転車やウォーキングなどの「有酸素運動」を1回10分~30分、週に3回程度行うと副交感神経が高まる。
  • 自宅でできる簡単な腹筋運動や腹式呼吸もおすすめ。無理なく継続できることが大切。

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2024/05/28 3:35:39