野草だより
129号
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特集 新春対談

腸のそうじを、はじめよう!
──医学博士 藤田紘一郎 × 大麦発酵酵素開発者 深野功司郎──

読者から寄せられるハガキの内容は、不調や不眠に悩む声や実践する健康法などさまざま。おふたりもじっくり目を通す

若いときには感じなかったさまざまな不調は、「歳のせいだから仕方ない」とあきらめてしまいがち。ところが、その原因が「腸」にあったとしたら?

本誌連載「腸に聞け!」でおなじみの藤田紘一郎氏と、大麦発酵酵素開発者・深野功司郎氏が、都内の藤田研究室で初対面。ふたりの専門家が語る、新春対談スタート!


特集 新春対談
腸のそうじを、はじめよう!
──医学博士 藤田紘一郎 × 大麦発酵酵素開発者 深野功司郎──(2)

医学博士
藤田紘一郎
1939年中国東北部(旧満州)に生まれる。寄生虫学、感染免疫学、熱帯病学を専門として現在は東京医科歯科大学名誉教授を務める。ユニークな視点と語り口から寄生虫博士、カイチュウ博士として人気を博す。『笑うカイチュウ』『腸内革命』『脳はバカ、腸はかしこい』など著書多数



大麦発酵酵素開発者
深野功司郎
1948年熊本の老舗酒造家に生まれる。大麦を麹菌で発酵させた「大麦発酵酵素」の活性にはやくから着目し、10年の研究を経て商品化に成功。現在も講演会などを通じ、不調に悩む多くの人々をサポートしている



戦後、日本人の便の量は急激に減少。それに対し患者数が右肩上がりに増えており、食生活の変化とかかわっていることが見てとれる

出典:Bright-see.E: Am.j.Clim Nutr.39.823 1984/西勇一ほか:からだの科学増刊 糖尿病2005:26,2004より改変/厚生労働省『患者調査』

便が大きいと病気知らず?
日本人の腸は……

――世間では腸の重要性が認知されはじめ、メディアでもよく扱われるようになりました。

藤田 昔から腸の研究をしてきましたが、それは変人扱いされたものです。最近はいかに腸が大事か、世の中に伝わってきたようでうれしいですね。

深野 50年以上も研究をされてきた先生からすると、ようやくといったところでしょうか。

藤田 そうですね。わたし、世界中で便を拾って歩いたことがあるんです(笑)。自殺の割合が便の大きさで決まるのではと考えたんですね。調べてみると予想どおり。便の大きい国は自殺率が低く、日本のように便の小さい国では自殺率も高かった。

深野 ほう、興味深いですね。便が小さいのは、やはり食生活の影響があるのでしょう。

藤田 おっしゃるとおり。便が大きい、つまりは腸内細菌がたくさんいるということ。便の半分は腸内細菌とその死がいですからね。昔の日本人は食物繊維や発酵食品を多くとって、立派な便を出していたのですが……。

深野 戦後、食生活は欧米化しましたからね。パンに牛乳、バター。添加物にも慣れてしまいました。

藤田 そのせいで日本人の腸内細菌は3分の1にまで減ってしまったんです。アトピーやぜんそくが1970年代ごろから増え、うつ病も2000年ごろから急増しています。

深野 昔はそんな病気で悩む人はいなかったですよね。

藤田 腸が汚れているんですよ。免疫力を高めるのも脳内伝達物質をつくるのも、すべて腸内細菌ですから。

深野 若者による凶悪犯罪の増加も関係がありそうです。イライラして精神が不安定な人が非常に多い。セロトニンやドーパミンは「幸せ物質」とよばれますが、脳内で不足するとうつ病になりますよね。

藤田 不眠やうつにはじまり、脳梗塞や認知症、糖尿病など、あらゆる病気や不調の原因になってしまう。腸が汚れると悪いことばかりですよ。


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腸のそうじを、はじめよう!
──医学博士 藤田紘一郎 × 大麦発酵酵素開発者 深野功司郎──(3)



昔ながらの伝統的な和食には酵素がたっぷり。おいしく食べて腸のそうじとはありがたい



大麦発酵酵素の開発ストーリーを描いた漫画を読む藤田先生。「破産寸前でも研究をつづけるとは。ずいぶん苦労されましたね」

発酵の力はすごい。
10年かけて完成した酵素とは

深野 歳をとると体内の酵素は減ってしまいます。ですから、酵素は毎日補う必要がある。

藤田 放っておくとますます腸が汚れますからね。たとえば、ベジタリアンにはがんが多く、100歳以上生きている人はほとんどいません。大切なのは食材をまんべんなくとることです。

深野 わたしたちが子どものころは、素朴でも栄養があってゆたかな食事でした。

藤田 色とりどりの野菜に漬物や納豆、味噌といった発酵食品は腸がよろこぶものばかり。

深野 発酵の力はほんとうにすごい。わたしは実家が酒造業なのですが、杜氏さんは肌がキレイで健康的で性格も穏やかでした。じつは、大麦発酵酵素の原点はそこにあるのです。

藤田 なるほど。大麦に注目されたのはなぜですか? 

深野 米にはじまりアワやヒエなど、あらゆる穀物の酵素を研究しました。その中でもっとも酵素の質がよく量も多いのが日本の大麦だったのです。

藤田 完成までに10年もかかったとか。

深野 ええ。早期退職し、食事と睡眠以外はすべて研究。いやぁ、研究費用がどんどん飛んでいきましたよ。ウソみたいな話、「家に100円しかない」なんてこともありました。

藤田 ははは(笑)。研究者というのは後先考えないところがありますからね。わたしも偉そうなことは言えません。

深野 でも家を売ってでも研究をつづけたかった。わたしには、不眠やうつに苦しみ命を絶った仲間がいたんです。彼らのためにも、あきらめるわけにはいかなかった。家内はなにも言わず畑で野菜を育て、パートを3つ掛け持ちしてくれました。

藤田 まさに内助の功。深野さんの熱意が、奥さまやお客さんにも伝わっているのでしょうね。


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腸のそうじを、はじめよう!
──医学博士 藤田紘一郎 × 大麦発酵酵素開発者 深野功司郎──(4)

研究室の標本を手にとり、「これは?」「あちらは?」と興味深そうに質問。研究者としての一面が垣間見えた



発売前のモニターアンケート。「スッと眠れた」「イライラしなくなった」など、よろこびの声がびっしり



この3粒に日本古来の良質な酵素がぎっしり。10年の歳月をかけた、深野氏の苦労と熱意の結晶だ

大麦発酵酵素で
あらゆる不調がふき飛んだ!

――大麦発酵酵素の愛飲者からは、「お通じがよくなった」「定期的なチェックで褒められた」という声のほか、「朝までぐっすり眠れた」との声も多く届いています。

深野 こんなにうれしいことはありません。お客さまの声を聞くと長年の苦労も報われます。

藤田 すばらしい! 腸のそうじができたのでしょうね。腸にはセロトニンやドーパミンをつくったり、ビタミンを合成したりという重要なはたらきがあります。それは夜、眠っている間にしかおこなわれません。

深野 やはり睡眠は大切ですね。「歳だから眠れない」とおっしゃる方も多いですが、あきらめることはないんです。

藤田 同感ですね。腸がきれいであれば、わたしのように80歳近くなってもぐっすり眠れますよ(笑)。

深野 わたしも毎日7時間、ぐっすりです。おかげさまで病院や薬とは無縁ですね。

藤田 腸をそうじすれば元気な腸内細菌が増え、免疫力もグンと上がる。だから病気知らずのからだになれるんです。

深野 そのためには、酵素を毎日とること。大麦発酵酵素ならたった3粒飲むだけでいいのでかんたんです。

藤田 手軽につづけられるというのはとても大きなメリットですね。


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腸のそうじを、はじめよう!
──医学博士 藤田紘一郎 × 大麦発酵酵素開発者 深野功司郎 ──(5)

「腸をそうじすれば病気はしないしボケないし若返って肌もツヤツヤ。いいことずくめですよ」(藤田先生)。「そのためには健康食品もうまくつかってもらいたい」と深野氏



今日から腸を大そうじ。
目指すはピンピンコロリ

――最後に、いまも現役でご活躍中のおふたりから読者にメッセージをお願いします。

藤田 この歳でも元気に仕事をしていますが、やはり理想はピンピンコロリです。去年の7月に105歳で亡くなった医師の日野原重明先生は、まさにそれを実践されました。わたしも先生にならって自然の姿のまま生きようと思い、白髪染めもやめました(笑)。

深野 やはり生きている限りは元気ではたらける方がいい。そのためにはまず心を元気にすること。大麦発酵酵素はわたしの人生をかけた自信作です。だまされたと思って飲んでみてください。お通じにはじまり、次々とよい体感が表れるはずです。

藤田 誰もが70歳、80歳まで生涯現役、死ぬときはコロリと。今年は腸のそうじをはじめましょう!


野草ずかん 第7回

アケビの実
通草の実



アケビ科アケビ属
花期は4~5月で、濃紫色の雌花と淡紫色の雄花をつける
葉は5枚の楕円形の小葉が手のひら状に集まった複葉



山野に見られるつる性の落葉低木。つるはほかの樹木に巻きつく習性があり、成長すると木質化する。

実は成熟すると紫色になり裂けて開くことから、「開け実」が転じて「アケビ」になったという説がある。

古代は無病延命の実として朝廷に献上されたという。また、かつての農山村では菓子がわりに食べられた。

果肉はおもに生食用だが、果皮は炒め物や和え物にも用いられる。ビタミンCのほか、食物繊維や鉄分、むくみ予防によいとされるカリウムが含まれている。

アケビの実が含まれる商品

野草酵素 ゲルニン129 朝飲む酵素


妙高の野草採り名人
石田さんのひと言

甘くて、小さい種がたくさん入っているよね。自然に割れる一歩手前の実がおいしいんだよなあ。


病気知らず冷え知らず 第13回

ガンコな手足の冷え
原因は、ゴースト血管!?

4割の毛細血管が
機能していない?

寒さがいちだんと厳しくなってきたが、冷え対策は万全だろうか。とくに多くの人が悩むのが「手足の冷え」。じっくり入浴をしたり、カイロで温めてもなかなか改善しないケースもある。もしかしたらその原因は、「ゴースト血管」が増えているせいかもしれない。

これは、毛細血管に血液が流れていない状態のこと。加齢とともに毛細血管がつまったり硬くなることで、血流が滞ってしまうのだ。日本血管生物医学会が発表したデータによると、60代の人は20代の人とくらべ、約4割の毛細血管がゴースト化しているという。

毛細血管は手足だけでなく、目や脳、胃、腸といった全身の臓器にもびっしり張りめぐらされている。これらがゴースト化することで、温かい血液がめぐらなくなり低体温に。内臓の機能も低下し、さまざまな病気や不調を招いてしまうのだ。あなたの血管は大丈夫だろうか?



「酵素」と「運動」で
手足ぽかぽか

ゴースト血管は自覚できないのがやっかいなところ。そこで、かんたんにチェックする方法がある。爪を5秒間強めに押さえてから離し、色が戻るまでに何秒かかるか。2秒以上かかった人は毛細血管がゴースト化している可能性が高い。

しかし心配は無用。いま機能していない血管も、生活習慣の工夫で日々ケアをすれば再生できるのだ。まずは食生活。血管のつまりをとり、しなやかにしてくれる「酵素」を積極的にとること。生野菜やくだもの、そして納豆や漬物などの発酵食品にも含まれる。さらに運動も効果的。毛細血管が集中する足指をこまめに動かせば、硬くなった血管がやわらかくなる。

多くの毛細血管が再生すれば、からだの末端まで血液がめぐり手足はぽかぽか。おまけに全身の血流がよくなることで脳も活性化し、肌や髪にもハリツヤが出る。さっそく今日から実践し、厳しい冬を乗り切ろう。


教えて!荒木先生
ドッサリ生活の伝道師・荒木先生がおなかのこと、ドッサリのことをやさしく解説。

冬は家にこもりがちです

「ネジネジ体操でおなかを刺激して」


さとみちゃん トントン! 先生、失礼しまーすって、なにしてるんですか!?

荒木先生 あら、さとみちゃん。いま、おなかネジネジ体操をしているところよ。

さとみちゃん おなかネジネジ体操?

荒木先生 冬は外出を控えたり、運動の機会も減っちゃうでしょう? それに寒いとからだも縮こまって猫背になりがち。姿勢が悪いとおなかがつまるし、ぽっこりおなかの原因にもなるのよ。

さとみちゃん イヤだぁ。でも、たしかにお仕事以外は家にいるかも……。わたしにもそのネジネジ体操、教えてください!

荒木先生 もちろん。まずは足を肩幅に開いて、両手を横に広げて。姿勢よくね。

さとみちゃん こうですか?

荒木先生 そう。次は両手を広げたまま、遠心力で左右におなかをねじって。腰に負担がかからない程度に、左右1セットとして20回が目安。息を吐きながらひねるとからだが楽に動くわよ。

さとみちゃん おなかが刺激されている感じがします! 気持ちいい。

荒木先生 そうでしょう。あとは「つま先立ち」もいいのよ。壁やいすに軽く手をついて、かかとを上げてそのままキープするの。

さとみちゃん えっ、かんたんですね。

荒木先生 これだけでもドッサリに必要な筋肉を強化したり、からだのめぐりをよくしてくれるのよ。はじめは1分から、わたしは5分間やっているわ。なにもむずかしいことをする必要はないの。ふとしたときに場所を選ばず、かんたんにできるのがポイント。

さとみちゃん そうでないとつづけられないですよね。

荒木先生 室内でも歩く工夫をしてみて。日用品をあえて手の届かないところに置くとかでもOKよ。

さとみちゃん なるほど。わたしもこたつを出すと余計動かなくなっちゃうな(笑)。気をつけます。

荒木先生 あとは蠕動(ぜんどう)運動をうながすツボも教えてあげる。「天枢(てんすう)」といって、おへそから左右へ指3本分横にあるの。動いたあとは、はい、クマザサ青汁で水分補給ね。

さとみちゃん 寒くなるとどうもお水がすすまないんです。

荒木先生 それならぬるめのホットがいいわよ。クマザサ青汁は白湯や緑茶、牛乳やココアとも相性バッチリ! からだも温まるし、ちびちび飲みはドッサリにいいの。

さとみちゃん おいしそう。これで冬もドッサリですね!