野草だより
125号
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循環するものづくり
野草酵素農法と農業の未来を見つめて

ビンに残った『野草酵素』を農業に……。すっかりおなじみの野草酵素農法だが、ここミヤトウ野草研究所の周辺では、また違った取り組みがあるといわれている。それは『野草酵素』をつくる過程で出る野草の搾りかすや、熟成過程で生まれる沈殿物、つまり捨てるはずのものを利用した農業。

 近藤会長も以前から、「捨てるにはあまりにも惜しい」と言っていただけに、興味が高まる。『野草酵素』を農業に循環させる、4件の農家を訪ねた。



特集
循環するものづくり 野草酵素農法と農業の未来を見つめて(2)

甘(あま)じのない土壌が、息を吹きかえしたんだ

『野草酵素』をつくる過程で出る野草の搾りかす。捨てるには惜しい栄養の塊だ



野草の恵みを堆肥づくりに循環させる霜鳥さん。茶色く見えるのが野草の搾りかす



野草の搾りかすにモミガラを加えて、そのうえから米ぬかをまぶす。これをよく混ぜてやる。この状態で10ヵ月寝かし発酵させれば、堆肥の完成



まだ発育途中の酵素米の田んぼ。収穫の時季が待ち遠しい



新潟県妙高市で米づくりをする霜鳥武治さん(75歳)は、田んぼの土壌をつくるうえで欠かせない堆肥づくりに悩んでいた。

「むかしから、うちの土には甘じがなくてね。すぐにヘナッてしまう苗ばかりだったんだ」

なにかいい方法はないかと試行錯誤しているときに出会った、野草の恵み。それが田んぼの土壌を、そしてお米の味を大きく変えたのだという。

「はじめはびっくりしたよ。だって、いつもの堆肥に〝野草の搾りかす〟を加えただけで、まるで土壌が息を吹き返したかのようだった。あんなにヘナッてた苗が、見違えるようにビッ! としてさ」

耐久力のある元気な苗が育つようになったと、霜鳥さんは語る。そしてお米を炊いたときに、さらなる驚きが。

「一粒一粒がキラキラと輝いて、口に頬張ると米のうまみがジワッと広がる。はじめて味わったとき、ほんとうにすごいものに出会えたんだと実感したよ」

霜鳥さんのつくる酵素米は、今年も上々の出来のようだ。

無機質であるということ



特集
循環するものづくり 野草酵素農法と農業の未来を見つめて(3)

20年探してやっと見つけた。こんなすごい酵素ははじめて見たよ

『野草酵素』をりんごの木に噴霧。すると美しい酵素の虹があらわれた



農業の未来について話をするふたり。植物へもたらす『野草酵素』の可能性を熱く語ってくれた



『野草酵素』の熟成過程で生まれる下澱(沈殿物)を見つめる山口さん。これが、農業の未来を切り開く可能性を秘めているのだ



『野草酵素』を全身に浴びた酵素りんご。まだ青くて小ぶりだが、甘くておいしい真っ赤な実になるのだろう



続いて伺ったのは、以前本誌でも紹介したことがある長野県上田市でりんご農園を営む林正孝さん(61歳)。農業研究生時代の仲間である山口達也さん(65歳)とともに、『野草酵素』の秘める可能性について次のように語ってくれた。

「20年以上前から、農薬や化学肥料に頼る農業に疑問を持っていた。土や樹木、作物がほんとうによろこぶものは何なのか、それを研究しているうちに、酵素のはたらきに魅せられたんだ」

山口さんがそう言うと、林さんも研究生時代の話をしてくれた。

「いろんな酵素をつかって試してみたけど、いい結果には恵まれなくて。頭を悩ませていたとき、『野草酵素』に出会った。66種類も自然のものが入った酵素なんて他にはなかったし、それに実物を見れば、いい酵素だってすぐわかる。色も香りも全然違うからね。ここまでいい発酵をしているものは、ここ20年ではじめて見たよ」

さっそく野草酵素の下澱(沈殿物)を林さんの営むりんご農園で試してみると、大きな成果が!

「りんごの色や大きさ、味、香りまでよくなったんだ。そして害虫や寒さにも強い。これは樹木の代謝がよくなった証拠。微生物がしっかりはたらいてくれているんだ」

長年の研究に光が差したと山口さんは続ける。

「林さんのりんごを見てね、『野草酵素』には農業の未来を切り開く、大きな可能性があると感じたんだ。これから先、無駄のない循環させる農業がきっと主流になる。そのとき、このほんものの酵素を必要とする農家が増えるはずだ」



特集
循環するものづくり 野草酵素農法と農業の未来を見つめて(4)

あらたな命を得てめぐる〝循環するものづくり〟は無限大

一本一本ていねいに収穫した野菜たちを箱に詰めていく。大切に育てた作物だからこそ、収穫のよろこびはひとしお



収穫したてのきゅうりの山。ここまで大きなきゅうりがドッサリとれるのも、『野草酵素』のおかげだという



左が野草の搾りかす。右はそれを粉末にした肥料。これを土に加えることで、害虫に強く、水はけのよい土ができるようだ



野草の搾りかすを畑へ蒔いていく。この作業が野菜を、そして『野草酵素』をさらに栄養の詰まったものへと循環させる



「今回もいい玉ねぎがとれたね」と近藤会長。小嶋さんも満面の笑み



【左上】パセリは育てるのがなかなか難しいそうだが、しっかりと育っている。酵素のはたらきがよくわかる
【左下】酵素が入った土の養分をしっかり吸い上げて育つじゃがいも。ごろっとした勇ましい姿が『野草酵素』のちからを物語る
【右】燦々と降り注ぐ太陽の光を浴びるきゅうり。ここまで大きいのも、野草の搾りかすをつかう小嶋さんの畑ならでは!



収穫された野菜はすべて『野草酵素』の原料に。近藤会長の長年の夢が、ついに実現した



かたちを変えて、さまざまな広がりを見せる野草酵素農法。最後に訪れたのは、新潟県妙高市の小嶋一司さん(52歳)の畑。ミヤトウ野草研究所の近藤会長も同行して話を聞いた。

「うちの畑では、きゅうりにじゃがいも、玉ねぎ、パセリなどいろいろつくっています。よく育ってるでしょう。少し不格好だけど、大きくてみずみずしいおいしい野菜ばかりなんですよ」

大きなきゅうりをていねいに収穫する小嶋さん。

「この野草の搾りかすを畑にザァーッっと蒔くと、土がふかふかになるんです。害虫にも強くなりますしね。これだけすごいものを農業につかえるなんて、ほんとうに贅沢なことだと思っています」

たしかに商品にはならないものの、『野草酵素』をつくる過程で生まれる、ぎっしり詰まった栄養の塊。そう考えると、非常に贅沢な農業だ。しかし、驚くのはまだ早かった。収穫された玉ねぎを吟味しながら近藤会長はつづける。

「じつはこの畑でとれる野菜は、すべて『野草酵素』の原料になっているんだ。だから今日の収穫も、ほんとうに楽しみだったんだよ」

「捨てるにはあまりにも惜しい」。近藤会長の言葉をあらためて思い出した。

「わたしはこのかたちをずっと目指してきた。『野草酵素』をつくる過程で出る野草の搾りかすや沈殿物で作物を育て、その作物を収穫して『野草酵素』の原料にする。その搾りかすをまた作物に……これこそ循環

するものづくりといえるでしょう」 循環するものづくり。口にするのは容易いが、実現するまでには相当な苦労があったに違いない。情熱をささげる者たちが本気になって取り組むことで、はじめて可能な、未来のものづくりのかたち。近藤会長の理想がついに現実となったのだ。

今回の取材を通して感じたのは、野草酵素農法がもつ無限の可能性。今日も野草はあらたな命を得て、未来の農業へとめぐるのだろう。



妙高通信 第83回
『野草酵素』のふるさと、妙高高原からのメッセージ。開発者・近藤堯氏が綴る好評連載。

昔ながらの日本の伝統食

昔の人も理解していた!?
からだのそうじ

山の幸を中心とした昔ながらの食卓。多種類の食材がつかわれ、自然の恵みにあふれている

日本の食文化を世界無形文化遺産にーー。2年後の登録を目指して、有識者会議が開かれるという報道がありました。

海外では、日本食=ヘルシーと認知されて久しいです。世界的な健康志向の流れからでしょう。各地で和食レストランが続々とオープンしており、寿司をアレンジしたり、海外の土地柄に合わせた新しい和の料理が開発されています。

ではなぜ、日本食が健康によいのでしょうか? 米飯に魚の干物や漬物などの発酵食品をおかずにする、基本的な日本人の食事を見てみましょう。これは、とてもシンプルですね。食べて出す、からだの中に余計なものを残さない。まさに酵素を無駄づかいしない食事です。

また、昔から食されてきた食物繊維たっぷりのゴボウは、近年まで「なぜ栄養のない繊維を食べるのか?」と欧米人から不思議がられていました。我われの祖先は無意識のうちに、からだをそうじする大切さを理解していたのでしょう。

そして素材の新鮮さが尊重される日本料理は、四季折々、栄養満点な旬の食材をたくみに利用する知恵が生きています。



66種類の新鮮素材をつかう理由とは?

また、冒頭の報道では、日本の食文化の誇るべき点のひとつに、1500種類もの食材の豊かさをあげていました。

日本の風土の中で育まれた恵みの頭文字をとって、「まごわやさしい」といいます。はじめの「ま」から順に豆、ごま、わかめ(海藻類)、野菜、魚、しいたけ(きのこ類)、芋類……。これらの食材を毎日バランスよくとってきたからこそ、日本は世界一の長寿国になったと言われています。

かねてよりわたしは、野草酵素開発のヒントは、先祖代々伝わってきた日本の食文化から得てきた、と話してきました。

旬の時季を見計らって収穫した野草や野菜、くだものなど66種類もの素材。そして1年2ヵ月かけて発酵・熟成させ、機械に頼らず、人の手と目によってつくられている製造法。それらは、昔の人が編み出した発酵技術と食材の多彩さを見習ってのことなのです。

「野草酵素は懐かしい味がする」。愛飲者さまからこういったお声をよくいただきます。昔ながらの先人たちの知恵をヒントにつくられる、野草酵素。それはつまり、日本の伝統食=健康食ということでもあるのです。


教えて!荒木先生
ドッサリ生活の伝道師・荒木先生がおなかのこと、ドッサリのことをやさしく解説。

クマザサで食欲がおさえられるってほんとう?

女性たるもの、やはりいつまでも若々しく健康的な体型を維持したいですよね。でも空腹に負けて、ついつい食べ過ぎてしまうという方も多いと思います。
そもそも「空腹感」とはなんでしょうか? これは脳のエネルギー源であるブドウ糖の量(血糖値)が下がると感じるものです。脳が糖を欲しがって、「空腹だから早く食べよう」という信号を送ると、まだ胃に食べものが残っていても空腹感は生まれてしまうのです。



ブドウ糖の量は急激に上がると、そのぶん下がるのも早くなるのですが、白米やパンなどの炭水化物はとても消化がよく、あっという間に摂取されて空腹感も早く訪れます。
それを防ぐには食物繊維などの「消化に時間のかかるもの」を食べることが大切ですが、毎食たくさんとるのは、とてもむずかしいですよね。
食欲はおさえたいけれど、炭水化物も食べたいし、食物繊維を多くとってスリムになりたい。ではいったいどうすればいいのか?



オススメのダイエット法があります。それは「食事の前にクマザサ青汁を飲む」だけダイエット。やりかたは食事の20分くらい前に、食物繊維の宝庫である『北の大地の青汁』1包をたっぷりの水といっしょに飲む。ただそれだけです。非常にかんたんですよね。
食物繊維は水分を吸収して何倍にもふくらむので、それほど量を食べなくても満腹になるし、消化に時間がかかるので血糖値もゆっくり下がり、空腹感も気になりません。



もちろん、ドッサリも期待できるので、気になる下っ腹をペッタンコにするのも夢ではありません。
さあ、この秋は毎日クマザサ青汁を飲んでスリムになって、タンスの奥に眠っているあのスカートを引っ張りだし、おしゃれをして行楽に出かけましょう!


お悩みスッキリ相談室

ほんとうにみなさんのようにドッサリするのかしら?

Q.

もう長年、お通じの問題で悩んでいます。野草だよりを読んでいると、『北の大地の青汁』を飲んだ方はみなさんドッサリされているようでうらやましいです。これからわたしも飲みはじめてスッキリしたいのですが、飲み方など、なにかアドバイスはありますか?

(東京都 60代 女性)


A.

おなかに溜めこんでいるのってとてもつらいですよね。とくに、年齢を重ねた方から同様のお悩みをよく聞きます。

ドッサリ出すためには、普段の食生活で食物繊維をとることが大切ですが、わかってはいても、毎日必要な量をとりつづけるのはむずかしいですよね。野菜中心の食生活に『北の大地の青汁』を一日一杯程度、加えてみてください。きっとお役に立てるでしょう。

ただし、飲む際に水分をいっしょにとるのを忘れないでください。食物繊維は水を吸収した方が、不要物や老廃物を外に出しやすくなります。少なくともコップ一杯くらいのお水で飲むのがいいでしょう。ヨーグルトや牛乳にまぜるときも水分補給を忘れずに。

まだ暑い時期がつづきますので、脱水症状の予防にもなりますよ。

(回答者:荒木先生)


お悩みスッキリ相談室

『野草酵素』はいつ飲んだらいいの?

Q.

主人とふたりで「ピンコロ人生」を目指して毎日飲んでいます。ふたりとも若いころより、疲れやすくなってきたのがきっかけです。最近は寝起きがスッキリしてよろこんでいますが、飲むタイミングがまだよく分かりません。朝の空腹時に飲むとよく吸収するイメージがあるのですが、飲む時間帯に決まりはありますか?

(北海道 50代 女性)


A.

朝起きてすぐに飲まれる方、夜おやすみになる前に飲む方、ちょっと食べ過ぎたときにスーっとするために飲む方など、『野草酵素』を飲む時間はみなさん、さまざまです。

ただ、いつお飲みいただいても、からだにゆっくりと働きかけてくれますので、ご安心ください。

大切なのは、飲み忘れないように毎日の生活のなかに、「野草酵素を飲む」ことをしっかりと組みこむことです。起床して顔を洗ったあとに飲む、お昼ごはんを食べて台所で洗いものをしたときに飲むなど、必ず行う日課に『野草酵素』をプラスしてみてください。

ちなみに私は朝と晩にキャップ1杯ずつ、原液のまま飲んでいます。食後のお楽しみのデザートにすれば、飲み忘れも防げるんですよ。ご参考まで。

(回答者:高松さん)