野草だより
128号
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カムイミンタラの秘めたるちから
〜北の大地へ−− 神々の遊ぶ庭を訪ねて〜

標高2339m、北海道中央部にそびえ、つらなる大雪山系。夏が訪れても、山頂付近の山肌には雪が残り、靄がかかる。険しく奥深い大自然の象徴だ。この厳しい自然環境を愛し、共存する者たちがいる。それはアイヌの人びとだ。

 古来より彼らは、この広大な山々を「カムイミンタラーー神々の遊ぶ庭」と呼び、敬っていたという。

 それほどまでに崇拝する大雪山の秘めたるちからとは……。 アイヌの人びとが暮らす、北の大地を訪ねた。



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カムイミンタラの秘めたるちから 〜北の大地へ−− 神々の遊ぶ庭を訪ねて〜(2)

カムイとは、〝人間のちからが及ばないもの〟という意

渓流の中央、新緑の木々の隙間から陽の光がこぼれ神秘的な表情を見せる。傾斜のある岩のうえを滑るように流れ落ちる姿が美しい


『北の大地の青汁』の原料であるクマザサ。ざわめく樹木のもと、大雪山のゆたかなミネラル分を吸い上げ、自生している


うっそうと生い茂る森のなかを進むと、さまざまな野生植物が顔を見せる。人間の手の届かない大自然がいまも残っている


大雪山周辺を訪れると、太陽のやさしい木漏れ日が差しこむ、キラキラと輝く美しい清流が出むかえてくれた。『北の大地の青汁』の原料クマザサの群生地帯なだけあり、見たこともない大きさの野生植物がそこらじゅうに生い茂っている。鳥や虫たちのチロチロと鳴く歌声に心を洗われ、さらに山頂を目指して登る。

頂きの入り口に足を一歩踏み入れると、先ほどまでのやさしい山の表情が一変した。そこはまるで別世界。夏だというのに、うっすらと水蒸気がたちこめる白銀の大地が広がる。人間を寄せつけまいとする怪しげな表情を浮かべているのだ。

無音にひとしい静けさのなかで、かすかに聞こえる風と雪が擦れる山の声。このあたりには、エゾシカやキタキツネ、ヒグマといった野生動物も非常に多く生息する。彼らにとってみれば、人間のちからが及ばないこの険しい大自然は、まるで天上の楽園なのかもしれない。山を少し下り、アイヌの人びとが暮らす聖地へと向かった。



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カムイミンタラの秘めたるちから 〜北の大地へ−− 神々の遊ぶ庭を訪ねて〜(3)

自然の恵みとは、神々が与えてくれた恵み

尊い自然の恵みに感謝し、祈りを捧げる、上川アイヌ代表 川村兼一さん(シンリツ・エオリパック・アイヌ)


アイヌ民族の伝統儀式「チノミシリカムイノミ(聖なる地でのお祈り)」。偉大なる先祖、そして雄大なる自然を敬い一年の無事を祈る


左上:儀式でつかったルイペ(サケ)。菌が繁殖しないようフッタ(クマザサ)を敷く 右上:ルイペの魚皮でつくられた靴。自然の恵みを無駄にしない、気持ちの表れだ 左下:ヒグマの肉をつかった熊汁。野草や山菜もふんだんに入って栄養満点 右下:アイヌ独特の美しい模様が入ったアクセサリー。自然をモチーフにしている


大雪山のふもと、ここには古くから自然と共存する上川アイヌの人びとがいる。過酷な自然環境にもかかわらず、大雪山を敬い、そこで暮らすのはなぜなのか。上川アイヌ代表である川村兼一さん(シンリツ・エオリパック・アイヌ)はこう話す。

「我われアイヌは、人間のちからの及ばないもの、自然の恵みを授けてくれるもの、生きていくうえで欠かせないものを神(カムイ)と呼ぶ。ここ、大雪山にはそんなカムイがたくさん棲んでいる。生活に必要なものすべてが貯蔵された倉庫なんだよ」

アイヌの生活は、衣食住すべてが自然の恵みでまかなわれているようだ。

「わたしが着ているこのアットウシは、オヒョウニレやシナノキなどの樹木の内皮で織ったもの。このチセ(住居)だってそう。大雪山に自生しているフッタ(クマザサ)を編みこんで建てたんだ」

野生植物を衣服や住居につかうとは、なんともうらやましい自然とのつき合い方。獲物を狩るための矢じりやナイフも、黒曜石でつくるという。

「主食としている野草や山菜だって、ここでは四季折々でさまざまなものがとれる。もちろん、一度にとり尽くしてしまうようなことはせず、必ず『根』を残し、次の年のぶんを確保する。そうやって、カムイと賢くつき合っているんだ」

そんな自然と共存するなかで、絶対に忘れてはならないことがあるという。

「狩猟や漁獲、採集で得られる食材や道具といった自然の恵みは、すべて神々が与えてくれたもの。どんなときでも感謝の気持ちを忘れてはならない。だからこそ、我われは山のカムイ、水のカムイ、自然のカムイに祈りを捧げ、感謝の意をこめて儀式をおこなう。それが自然と共に生きるということなんだ」


チセ(住居)のなかではいろりを囲み、神酒をみなで交わしあい、カムイに祈りを捧げる


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カムイミンタラの秘めたるちから 〜北の大地へ−− 神々の遊ぶ庭を訪ねて〜(4)

神々の遊ぶ庭で懐う、日本の古きよき姿

これはチカップウポポ(鳥の舞)。この他にも、野生動物を表現したさまざまな踊りがある。歌にも鳥の鳴き声をまねた「キュルルル」といったかけ声が入る。自然と共存する彼らならではの表現方法だ

フッタ(クマザサ)をなんと200kgもつかったチセ(住居)。繊維が厚いため風をとおしにくく、藁よりもずっと温かいのだとか。クマザサが豊富にとれる大雪山ならではの、アイヌの知恵だ


野草を手にとり、やわらかな笑顔を見せてくれたフチ(おばあさん)。これからはじまるウポポ(歌)に心が踊る


みんなで輪になり、手を叩いて歌う。神々からの贈り物に感謝して


自然との共存。わたしたち日本人も、すこし前まではあたり前のようにやっていたことだが、文明の波に押され、すっかり忘れてしまったように感じる。

ひとは、空や大地、水といった自然とのかかわりなしには生きられない。しかし、町に住んでいると、その意識が次第にうすくなる。森を伐採した木材で家を建て、石油などの天然資源でからだを温め、毎日食べる作物も土や水や太陽が運んでくれたものなのに、ふとそのことを忘れる。いつのころからか、どこかへ置いてきてしまった自然への感謝の気持ち。

川村さんは最後に、大雪山の歌を歌ってくれた。

オプタテシケ
プルプルケ
ニシクルカタ
カニポンチェッポ
カムイエシノッ
エフム エフム

(日本語訳)
オプタテシケ
何かが湧き出ている
雲のうえでは、金の小魚、
銀の小魚がきらきらと光る
きっと、神様が遊んでいるんだ
そんな音がする

歌にこめられた、自然の偉大さ。ここにかけがえのないちからを見出したからこそ、彼らは自然と調和し、共存するのだ。大雪山の秘めるゆたかな自然の恵み、そして敬う気持ちを思い出させてくれたアイヌの人びとに感謝し、カムイミンタラの懐で、「イヤイライケレ(ありがとう)」をつぶやいた。



妙高通信 第82回
『野草酵素』のふるさと、妙高高原からのメッセージ。開発者・近藤堯氏が綴る好評連載。

酵素と長寿のかかわり

食生活がゆたかになると酵素不足におちいる

籠をかついで険しい山の奥へ分け入る妙高の達人。健康長寿のお手本である

「酵素って、洗剤ですか?」

10年ほど前まで、酵素に対する認識は、おおよそこのようでした。それが、ここ2・3年で様子がガラリと変わりました。

健康本が出版され、酵素医療の第一人者でおなじみ鶴見先生の講演会も大盛況。酵素にまつわる新しい健康食品も目立っています。

「黎明期を知る会長にとって、この状況は驚きでは?」

こんな話題がよくあがりますが、わたしはそうは思いません。

現在のような時代になれば、かならず酵素が必要とされるはず。そう予測してかれこれ60年以上も前、戦後まもなく酵素の研究をはじめ、野草酵素を開発したのですから。

当時は酵素といっても認知度はゼロ。研究中は、奇人のような扱いも……。くわしくは、漫画『妙高の緑風』に描かれているとおりです。

戦後食糧難の時代は飢えから国民を救うため、農薬や化学肥料を使用した大量生産が推奨されました。そして、現代にまでつづくビタミン・ミネラル摂取信仰のはじまりもこのころです。

当時のわたしは考えました。このまま日本人の食生活がゆたかになっても、きっと人びとのからだは深刻な酵素不足におちいるに違いない、と。



からだをそうじする大切さに現代人が気づきはじめた

人間は、一定量の酵素を体内に保有しています。食物の消化・吸収、病気に対抗する、手足を動かす、呼吸……ありとあらゆる生命活動に酵素が必要です。もし、からだのなかの酵素をつかい切ると、活動停止。寿命が尽きる。そう、長寿と酵素は密接な関係、といえるのです。

飢えとは無縁の生活を送るようになった現代人ですが、どうでしょう。肥満・便秘で悩み、病気とたたかい、検査結果に一喜一憂、突然の事態におびえる。わたしが子どもの時分には、アレルギーなど聞いたこともありませんでした。

からだのバランスを一定に保つのに、自身のもつ酵素のはたらきだけでは追いつかない。豊かさや便利さと引きかえに、現代人に酵素が不足しやすい環境になったのです。

いまや食物繊維をとる大切さ、断食が流行っていますが、これは酵素のムダづかい防止に役立っています。そして当時は見向きもされなかった野草酵素が、60年以上の時を経て、にわかに脚光を浴びるようになったのです。

ピンピンコロリは誰もが願うこと。健康長寿の秘訣として、限りある酵素を大切につかい、足りないぶんは補給する。からだのそうじをすることの重要性に、人びとがやっと気づきはじめたのです。


教えて!荒木先生
ドッサリ生活の伝道師・荒木先生がおなかのこと、ドッサリのことをやさしく解説。

ドッサリをつづけていれば、夏バテしないってほんとう?

じりじり照りつける日差し。滝のように流れる汗。暑い日がつづくと心配になってくるのが夏バテ。

そもそも、夏バテはなぜ起きるのでしょうか? その仕組みを説明しましょう。

原因は大きくわけて三つです。まずは「自律神経の乱れ」。人間のからだはまわりが暑くなると自律神経がはたらき、汗をかいて体温を下げようとします。その状態で冷房のきいた室内に移動すると、自律神経はあわてて、今度は逆に体温を上げようとがんばります。

しかしそのころには、またからだは暑い屋外に……。これが繰り返されると自律神経に乱れが生じ、だるさを感じるようになるのです。

つぎに「水分不足」。軽く動いただけで一日2〜3ℓもの汗をかいてしまう夏は、水分をしっかり補う必要がありますが、なかなかそれだけの量をとるのはむずかしい。水分不足は頭痛やめまいを起こすことがあります。

そして最後が、「おなかの不調」。

汗で失った水分を補うために、冷たいお茶やジュースをガブ飲みすると、おなかには大きな負担がかかります。食欲不振や消化不良もひき起こし、からだ全体に影響がおよぶともう大変。「自律神経が乱れる→水分不足でガブ飲み→おなかが不調になる→自律神経が乱れる」という悪循環がうまれ、つらい日々を送ることになるのです。

夏バテはイヤだ。なんとかして防ぎたい。ではどうしたらいいのか? じつは非常に簡単なんです。そうです! しっかり栄養と水分を補給して、毎日ドッサリをつづければいいのです。

普段からドッサリできずにいるおなかは調子をくずしやすく、あの夏バテ悪循環を発生させてしまいますが、毎日ドッサリ晴れ晴れのおなかは調子をくずしにくいので、悪循環をここでストップできるのです。あとは適度な水分補給さえ怠らなければ、快適な夏が過ごせるはずです。

ドッサリにいい食物繊維がたっぷりのクマザサ青汁は、お水といっしょに飲むので水分補給にもなりますし、汗で失われたミネラルの補給にもぴったり。氷を入れなくても常温でゴクゴク飲めるおいしさなので、おなかを冷やす心配もなく、まさに夏の飲み物の新定番といえるでしょう。

風鈴、そうめん、クマザサ青汁。あなたの夏にこの青汁を加えて毎日ドッサリ晴れ晴れし、夏バテなんか吹っ飛ばしましょう!


お悩みスッキリ相談室

『野草酵素』の甘みが気になるわぁ……

Q.

年齢のせいと思っていたからだの疲れも、野草酵素を飲み始めてから何となく残らなくなってきたように感じています。
初めて定期コースにしてみました。
主人は糖尿病なのですが、飲んでもかまわないでしょうか?
甘いので気になります。

(宮城県 女性)


A.

奥様、ご安心ください。『野草酵素』はキャップ一杯でたったの約60キロカロリー。牛乳だとコップ約半分、ご飯なら3〜4口分です。

それに『野草酵素』は良い甘さの代表なんです。ハチミツや黒糖は味付けのためではなく、52種類の有用菌たちが元気に働くための絶好の栄養分としてつかわれています。いわばあの甘さは、きちんと発酵されたあかしです。

飲みくちが甘くて気になるという方は、水や牛乳でうすめるとおいしく飲めますよ。

(回答者:高松さん)


お悩みスッキリ相談室

「北の大地の青汁」は、1日どれくらい飲んでいいの?

Q.

一度飲んでみた所飲みやすかったから続けてみようと思います。
いつでも中止できるとの事で注文しやすいから目安は1日に1袋で飲んでいるのですが、それ以上はダメですか?

(和歌山県 女性)


A.

基本は一日に一杯です。食卓に野菜が足らないな、と思ったらもう一杯、ご主人やお子さまに飲ませてあげてください。
『北の大地の青汁』はおいしくてなんにでも合いますから、食卓にポンッと一箱おいておけば、非常に役立つことでしょう。

ただ、食物繊維を多くとったら、水分も同じようにいつもより少し多めにおとりください。毎日のクマザサ青汁と、適度な水分補給。それがドッサリ晴れ晴れ生活を送る近道です。

(回答者:荒木先生)


野草酵素農法 友の会

〜プロが教える! おいしい酵素米の育て方〜
酵素ひとふりで米は輝く、まるで、魔法だよ

須藤映二さん 千葉県我孫子市

4月の下旬、今年も無事に田植えを終えた『酵素米』の田んぼには、太陽の下でしっかりと根を張るちから強い苗の姿がありました。今日はなんと、苗に酵素を注入する最初の日! ということで、野草酵素農法の第一人者、須藤さんのプロのワザをレポートします。




プロのワザってほどでもないよ(笑)。誰でもカンタンにできるんだから! まぁ見てってよ


まずは、噴霧タンクに酵素をそそぐ! 本来は水で薄めるんだけど、すでに田んぼには水が張ってあるから、大丈夫なんだ


次に、タンクをしっかり加圧する。真空状態にして、酵素を遠くまで蒔けるようにするんだ。これで準備完了!


最後は、田んぼめがけて酵素を噴霧! なるべく均一に、まんべんなく蒔いてあげることが大切なんだ


キレイでしょ? 酵素を入れると、水が澄むんだよ。微生物が、お米をさらにおいしくしてる証拠。酵素ってのは、まるで魔法だよ




今年の酵素米は、いちだんとおいしく育ってるよ!

ひとつずつ、ていねいに教えてくれた須藤さん。今回は野草酵素の他に、馬糞を混ぜた堆肥を田んぼに加えたんだとか。「いちだんとおいしい酵素米が育つよ」と、自信のひと言をいただきました! 今年も収穫が楽しみな酵素米。どうぞご期待ください!