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その油、大丈夫?
──老化をストップ!油の新常識、教えます──(2)

「油」と「脂」の違い、わかりますか?

ご飯やパン、肉・魚、豆腐や野菜……。調理油に限らず、じつはあらゆる食材に油が含まれています。

「あぶら」は大きく分けてふたつ。常温で液体なら「油」、固体なら「脂」。肉料理が冷めると白い固体が見られるように、おもに動物性のものが「脂」です。いっぽう「油」は植物由来のものが多いですが、魚も含みます。しかし近年、油脂はオメガ3、6、9と飽和脂肪酸に分類されるようになりました。

下の表をご覧ください。かんたんに言えば、現代人はオメガ6が過剰でオメガ3が不足しています。そのせいで腸が汚れ、血管がボロボロになりさまざまな不調や病気を招いているのです。でも大丈夫。オメガ3兄弟の特徴を知るだけで、よい油と悪い油がわかるようになりますよ。



認知症を予防!?
話題のエゴマ油・亜麻仁油とは

エゴマ(シソ科)。「食べると十年長生きできる」と伝えられてきた地域も



亜麻(アマ科)。古代より薬効が知られ、「魔法の薬」の異名をとる

脳の老化を予防する、病気や不調を抑えるなどすばらしい健康効果で話題のエゴマ油や亜麻仁(あまに)油。エゴマと聞くとゴマを想像してしまいますが、じつはシソ科の植物。これらはオメガ3、つまり、わたしたちが積極的にとるべき油です。

また、1日スプーン1杯だけ、その手軽さも人気の秘密でしょう。守口先生のおすすめは「納豆やサラダにかけたり、ヨーグルトに混ぜたり。熱に弱いので加熱はNGですが、食べるときに味噌汁に入れるとサラッとおいしく飲めますよ」



そもそも、なぜ「サラダ油」というの?

なじみのあるサラダ油ですが、世界中どこを探しても日本にしかありません。1924年に国内のメーカーがはじめて販売したことが起源で、当時欧米ではオイルに塩コショウをくわえたドレッシングが主流でした。そこで日本では精製度を高め透明で冷やしても白濁しない食用油を「サラダ油」と名づけて売り出したのです。

ちなみにせんべいやスナック菓子の「サラダ味」はサラダ油のこと。まだサラダ油が高級品だったころ、商品イメージ向上のためにうたわれたのだそう。



その油、大丈夫?
──老化をストップ!油の新常識、教えます──(2)