野草だより
ふるさとをめぐる
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ふるさとをめぐる 第10回

たった5%しか流通しない国産品に
こだわる理由があります

『野草酵素』の原料になるハワイ種。果実は1株からひとつしかとれない



新聞紙で包み果実をガード。色と味の劣化を防ぐ



カラスがつつきに来ないよう気を配る

いま国内で流通しているパイナップルの95%は外国産ですが、『野草酵素』につかわれるのはたった5%の国産品。一般的にくだものは外敵から身を守るため皮にたくさんの栄養を蓄えます。しかし外国産は輸入の過程で防カビ剤などの薬剤がべったり。皮ごと原料にするなら国産品しかない、と開発者である近藤堯氏は考えたのです。

那覇空港から車で約2時間。国頭郡東村(くにがみぐんひがしそん)にそのパイナップルはありました。沖縄本島北部の水はけがよい赤土はパイナップルが好む土壌だといいます。照りつける太陽の下、さっそくナイフでサッと切り落とした果実にかぶりつくと、果汁が滴るほどみずみずしくとっても甘い! 完熟すればシロップ漬けされた缶詰のものに勝る糖度なのだとか。

植えつけから収穫までに2年もかかるパイナップル。日焼けとカラスからの被害を防ぐため、果実をひとつひとつ新聞紙で包み、ネットをかけて成長を見守る……生産者の手間は相当なものです。

果実はバナナのように追熟しないので、収穫した時点で味が決まってしまいます。『野草酵素』には、もっともおいしいときに収穫されたパイナップルがつかわれているのです。