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医者にかかる前に腸に聞け!
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医者にかかる前に腸に聞け! 第24回

週1回の「デジタル断ち」が腸のサビを落とす

電化製品の大きさや種類によって電磁波の強さは異なる。これ以外でも、たとえば機器の大きさが30㎝であれば最低限それ以上の距離を保ちたい
出典:古庄弘枝著『見えない汚染「電磁波」から身を守る』講談社(2010)より作成



便利になった世の中。
からだにとってはストレス!?

最近、小さな子どもが携帯電話を持っているのをよく見かけます。わたしが子どものころは家に固定電話すらなかったのに、1人1台持つようになるとはすごい時代になったものです。

ほかにもテレビや電子レンジ、冷暖房……いまやわたしたちの生活は電化製品なしでは成り立ちません。しかしこの便利で快適な生活が、からだにとって大きなストレスになっているのをご存じでしょうか。

その原因は、電化製品などから発せられる「電磁波」です。生物にとって異物である電磁波を浴びると、体内に敵が侵入してきたと免疫機能が勘違いして攻撃をはじめます。その際にからだをサビつかせる「活性酸素」が発生してしまうのです。

本来であれば、腸内細菌が抗酸化物質をつくり、活性酸素をやっつけてくれます。しかし、現代の電気使用量は50年前のなんと10倍。屋外でもセキュリティシステムやICカードの利用などにより、そこらじゅうに電磁波が飛び交っています。これでは次から次へと体内に活性酸素が発生し、抗酸化物質の生成が追いつきません。

そうして活性酸素が蓄積された結果、腸内細菌は減少。腸がサビついてしまうのです。



電化製品と上手につき合い
腸をピカピカに保とう

からだの門番である腸がサビつけば、体内にはさらに活性酸素が充満します。すると血管や骨、脳など全身の細胞をサビつかせ、動脈硬化や骨粗鬆症、認知症などあらゆる病気のリスクが上昇。ほかにもアレルギーや関節リウマチといった疾患の原因にもなってしまいます。

だからといって電気のない生活などできないと思った方、ご安心ください。電化製品のつかい方をすこし工夫するだけで、活性酸素の発生量を抑えることができるのです。

ポイントは「距離」と「時間」。たとえば、電子レンジ使用時は最低1m離れる、携帯電話は服のポケットではなくカバンに入れるなど、電化製品とからだの距離を遠くに保つほど電磁波の影響は小さくなります。また、からだの近くで使用するものは使用時間をみじかくする工夫を。たとえばドライヤーなら、タオルで髪の水分を拭きとってからつかうといいですね。

さらに、わたしが実践しているのが「デジタル断ち」。休日になるとテレビもパソコンも見ずに、緑の多い公園を散歩します。ときには動物園に出かけてひたすらかわいい動物を眺めることも(笑)。実際に電化製品と離れて過ごしてみると、心身がスッキリするのがわかるはず。週1回だけでもじゅうぶんです。腸のサビも落ちてピカピカになり、腸内細菌も元気にはたらきますよ。

いままで「サビつき」を意識して電化製品をつかっていた方はすくないでしょう。しかしフランスやイギリスでは、携帯電話の過度な使用を控えるよう政府が勧告するなどの対策が進んでいるようです。目には見えない電磁波から腸を守るために、できることから実践していきましょう。